【株式会社ACRMTSM】暖簾のはなし

【株式会社ACRMTSM】暖簾のはなし

By OTSUKI YUSHI 投稿日: / 最終更新日:

ACRMTSM TOYAMAに白い暖簾を掛けました。

過去に製作されて、現在見る。そのため、時間の流れを一方向に考えてしまう。しかし、アタリや皺、傷などは未来から循環的に逆行して届くメッセージが必ず含有されています。

そして新品だったのがいつか「懐かしいな」と感じている瞬間、過去から流れている時間だけを生きているだけではない。過去の軌跡に対して「今」フレッシュでいることができるように。

鎌倉時代から変化・発展を遂げてきた「暖簾」の歴史

江戸時代、庶民の多くがファストフードのように楽しんで食べていたのが「寿司」で、そんなお寿司屋さんは、「のれんが汚れている方が繁盛している」と言われていたそう。

「のれんが汚いなんて」と思うかもしれませんが、おしぼりの無かった江戸時代、お客様はまずガリで手を綺麗にし、水分をつけて寿司を手で食べていました。また、醤油用の小皿もなかったため、お寿司にはハケで塗られた醤油がついていました。そのため、寿司を食べると醤油が手に少しついてしまうため、食後はのれんで手を軽く拭いて出ていきました。このことは店側も了承しており、暖簾が汚れるほど繁盛している証だとして喜ばれたくらいだったため「のれんが汚れている=繁盛しているお店」という理解だったのです。

▶︎ACRMTSM TOYAMAの空間デザイン事例はこちらをご覧ください。

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